読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

OjohmbonX

創作のブログです。

たっくんはいない(14)

 カレシにカップルの写真をメールしようと思ったのに、メールできなかった。今日はドコモがお休みの日かもしれないって思ったけど次の日もお休みだった。お母さんが
「あんたケータイなんて持ってたの。」って急に怒ってきて、お母さんがドコモの手紙を持ってて、私それつかんでドコモのお店にいって怒って
「どうしてこんなの送ってくるの。お母さんにばれちゃったじゃない。」ってゆったら、私より背が大きいドコモの女が
「お客様の口座の残高が不足していたようです。」ってゆって、口座の残高が不足っていっこも意味わかんないからきいたら、銀行のお金が足りないってことだった。それでこの手紙をコンビニに持っていくと払えるってゆうんだけど、一万二千円ってゆうお金はないからおじさんにもらおうと思ったら、おじさんはだめって。おじさんが私にかしたお金のこと書いた紙見せてくれて、紙に書いてある日付が今日より古代になってる。私はお金をおじさんからもらうんじゃなくて、逆にあげないといけないってゆうけどお金はないからケータイのことはあきらめた。パートのお金をもらったときに通帳にお金を入れてケータイのお金を払うってことをしてて何回かおじさんがお店にきてお金を返してほしいってゆうことを言って、私はおじさんがこまっててかわいそうだなって思った。でも私は夏服もあきらめて通帳にお金を入れたくらいだからむずかしいし、おじさんがまたきて私いそがしかったし邪悪になってたから、「もぅーっ。」って怒った。いつも出血は少ない方だけど、どうしても一日目と二日目くらいが邪悪になるから、怒ったけど、おじさんはかなしそうな顔して帰っていって、あとからかわいそうだなって思った。お母さんが
「あんたケーバイってなんなのよ。」って急に怒ってきて、お母さんがまた手紙を持ってて、「担保不動産競売開始決定通知書」って書いてあって、漢字は私とくいな方だから一個ずつ全部わかるんだけど、十四個も並んでるのは見たことなくてよくわからないけど、お母さんはこの手紙は裁判所からきてておうちがなくなるってゆって、ずっと泣いててすごくかわいそうだった。お母さんは引き出しをごそごそしてて「キャーッ」ってさけんだ。私こわくなってじっと見てた。お母さんが泣きながら怒って私のとこきて、手に持ってた紙みたいなやつで私をバシバシたたいて、私「いたいよ。やめてよ。」ってゆって、お母さんは持ってたやつ投げつけてきて
「あんたこれなんなの。」って怒ってて、「これ」ってお父さんが死んだときにお父さんのお金が入ってるっていう私の名前の書いてある通帳だった。お母さんが通帳をまたひろって、開いて、私に見せてきて、「ぜんぜん入ってないじゃない。」ってゆって、ドコモの女もそう言ってたから私はわかってるけど、お母さんが通帳をめくって、
「お父さんのお金、いくらあったと思ってるの。」ってゆって、私がんばって数字の数をかぞえた。
 一、十、百、千万、一千万
次がわからない。億千万。かな。その次に「5」って書いてあるから、
「五億千万円……」ってゆったらお母さんが
「バカーッ」ってゆって私を手で叩いてきて
「五百万! お父さんが遺してくれたお金なのに。なんでないの?」って泣きながら聞かれたから私
「ドコモとか、ファッションとか……」ってゆったらお母さんが
「バカーッ」ってゆって私を手で叩いてきて
「なんとかして。なんとかしてよ。」ってゆってお母さんが小さくなって泣き出してて、私、怒られないようになりたいから早く大人になりたいって子どものころ思ってたこと思いだしたけど大人になっても怒られてるって思ってすごくかなしくなった。なんとかしてってお母さんが怒るけど、どうしていいのかわかんない。でも裁判所ってゆうのは警察と関係あると思うから、おじさんは警察の人だから、おじさんに相談したら、おじさんにお金を払えばケーバイを取り下げられるってゆって、私やっぱり警察はすごいって思った。二人いればよろこびは二倍に、かなしみは半分にってゆうから、カレシといればかなしみは半分になる。だからカレシにお金をもらおうと思って、カレシに電話したら、ちょうど私に伝えたいことがあったんだってゆって喫茶ゴルディにいって先にケーキ食べてたらカレシが私より小さい女を連れてきて、とっても恥ずかしそうに、でもしあわせそうに、私のことまっすぐ見て、
「今度結婚することになりました。」ってゆって私、
「ふわぁ〜っ。」ってゆった。
 カレシのカノジョは明るい髪色のショートカットで、私はさいきんザンジバァールに行ってないから髪も伸びててカラーリングが根元のほうができてなくて色ちがいになってること思い出してかなしくなって、もうすぐ梅雨があけるってゆうから私カラダがべたべたしてるけど、カレシのカノジョはぜんぜんさらさらしてて、まっ白いふわふわしたワンピ着てて、カレシが私のこととってもお世話になった人なんだよってカノジョにゆってて、カレシのカノジョはカレシににっこり笑って、それから私のほう見てにっこり笑ってかわいい。二人いればよろこびは二倍に、かなしみは半分に。私
「おめでとう!」ってゆった。


2014年11月〜2017年7月 永久就職(カレシ) 愛は色あせない永遠のブランド


 スーパーは毎月お金をくれるから、もしかしたらまとめてこの先のお金をくれるってことあるかもしれないと思って店長に相談したら、
「なんか警察の人がウチにきて、あんたのこと呼び出したりするじゃない。困るよ。警察とかは……ウチもチェーン店ってわけじゃないし、そういうの……。」って店長がゆってて、おじさんのことを店長が迷惑みたいに思ってることと、私はお金のこと聞いてるのにぜんぜん違う話するから、私すっごく怒って、店長(私より小さい)をすっごい怖い顔してにらんでたら、店長が逆に怒ってきて
「とりあえず明日からこなくていいから。」って私に言った。店長のくせに生意気って思って私もすっごく怒ってゆった。
「でも、キリのお仕事はどうするんですか。」
「それはいいから。」
「でも、主任はどう言ってるんですか。」って私がきいたら店長はちょっと変な顔して
「前からちょっと思ってたんだけど、なんであの人のこと主任って呼んでるの。」ってゆった。
「え、主任は主任だから……。」
「あの人べつに主任じゃないよ。年数が長いから、リーダーみたいな人ではあるけど。だれも主任なんて呼んでないでしょ。」それで私、主任のおうちに行って玄関のところで
「主任はほんとは主任じゃないんですか。」ってきいたら
「え、どうゆうこと。」って主任がおどろいてて、私が主任って呼んでるの、主任は、変なあだ名つけられちゃったな、指導きびしくしすぎたかな、って思ってたって。
「なあんだ。そうなんだ。お金を貸してほしいです。」って私ゆったら、元主任の女がとっても心配してくれて値段を聞いてきたから、とりあえず三百万円くらいかなってゆったらとんでもないって。無理って。子どももいるしローンもあるしって。三百万円はむずかしいんだ。女がどうしたのって聞いてきたから、店長のことをゆったら、女もいっしょに怒ってくれて、でも
「店長にさからって、私もクビにされたら困る……。」ってゆってつらそうな顔したから私もう会えないって思った。私とこの女がいっしょにいるとこ店長に見られたらこの女も敵だと思われちゃう。だからもうこの女に会わないって思った。
「ちょっとどいてよ。」って声して女の後ろから男の子でてきて、私と目があって
「あ、どうも。」ってゆって私
「こんにちは。」ってゆって、男の子は女の方に
「夕方までには戻るから。」ってゆってどっか行った。女が私に
「最近までひきこもりだったくせにね。」ってすっごくうれしそうにゆって、私もそうゆう顔みたらうれしくなって
「かみの毛もさらさらになっててかっこいいよね。」ってゆった。
「じゃあ、悪いけど、食事のしたくしなくちゃいけないから……。またね。」って女はゆって、あ、もう私にお昼ごはんは作ってくれないんだって思った。履歴書にかいた。


2014年2月〜2017年7月 スーパー


(つづく)