OjohmbonX

創作のブログです。

 母の訴状(?)を読んだら,その中に
「被告(母のこと)は昔の職場で知り合った男性(ただの友人)に何度も電話を掛け,それをやめるよう原告(母と1年ほど同居していた男性Tさん)が申し入れたにも拘らず,被告は聞き入れないどころか家中の陶器などを壊し,原告はノイローゼとなり,それが元で離別した」
 なんてなことが書いてあって思わず笑ってしまったのだけれども,こういうのってオーバーに,というより嘘を書いてもよいものなのかしら.
 母とTさんは結婚相談所を通じて知り合い,母の生活費はTさんが出し,母がパートなどで働いて得た給料は本人の貯金としても良い,という条件で同居を始めたのだが,生活費と言っても実際には最低限の食費と光熱費のみで衣料品などは自らが負担せねばならなかったらしく,結局1年ほど経って,Tさんの仕事(大工)が減ってきたため,Tさんから母の生活費を捻出することができなくなったので分かれて欲しい,と言われてその通り分かれたそうです.母はTさんから60万の入った通帳とカードを生活費にどうしても足りなかった場合にと渡されており,それを引越し*1の費用として使ったのですが,その60万をすぐに返して欲しい,というわけでTさんは簡易裁判所小額訴訟を起こしているのです.ちなみに母は返す意思が無いわけではなく,実際に月々少しずつ返しているそうです.以上掻い摘んだ説明終わり.
 1年も同居していて,まして自分の母親の介護までさせておいて(母はTさんだけでなくTさんの母とも同居していました),たかだか60万如きでぐだぐだ吐かすな! と僕は憤懣やる方ない気持ちでいっぱいなのでありますが,ではそのたかだか60万を僕がぽんと出せるのかと言えば出せないのであって大変情けのう御座います.何故その60万をすぐに返して欲しいと思うのかは知りませんが,Tさんは貯金が結構あるらしいのですから,そこから用立てることはできないのでしょうかね.
 僕はTさんと一緒に暮らしていたわけではないので,これらの状況などは全て母から聞いた話なので,少なからず母の都合の良いように脚色されているとは思いますが,まあ,大きな嘘は含まれていないはずだと思われます.

*1:家具,電化製品から箸に至るまで全てを揃えねばならなかったので一般の引越しよりも大変費用がかかったそうです.