OjohmbonX

創作のブログです。

 今日は4時間目に「電子計測」の試験があり午後2時20分ごろ学校近くに借りている駐車場に到着し然る可く車を停車.さて試験でも受けたろかしゃんと学校に向かいかけたら運転してきた自動車の右斜め後ろに停車している自動車の下で何かが動いたような気がして覗いてみたら猫.淡黄色の猫が毛づくろい.ははん.かいらしなー,と眺めていたら猫もこちらを見つめてきた.でもすぐに毛づくろいに戻ったかと思うとまた見つめ,毛づくろい,見つめてを繰り返す猫を,かいらしなー,としばらくにこにこ眺めていたが,傍から見た人には,にこにこ,ではなく,にやにや,あるいは,にたにた車の下を覗く怪しげな奴,と思われていたかもしれないけれども,幸い周りには誰もいないので心置きなくにこにこ猫を見つめていたのでした.
 ここ最近,読む小説・エッセイにやたら猫が出てくるので,猫への関心が増しているのです.猫を飼っている作家が多いような気がする.それとも猫を飼っている作家の作物を何故だかよく読んでいるのかもしれない.猫を飼っている作家を思いつくままに並べてみると,保坂和志金井美恵子笙野頼子町田康奥泉光は飼ってるかどうかはわからないけど,小説に猫がよく出てくるので飼ってそう.とにかく,読むもの読むものに猫が出てくるので猫への興味がへその辺りからこんこんと湧き出でています.
 しかし,子ども,犬,猫は好きだけどどう接してよいのかわからない三大生物.なので今日も猫を眺めるだけで何もできず.理想としては,猫の喉辺りを撫でてやったりなんかして猫と戯れたいのだけれど,まず,そうするためには車の下から猫をおびき出さねばならない.ねーこねこねこねこねこ……と呼びかけようと思ったが,これはきっと猫の正しいおびき出し方・呼びかけ方ではないので,恐らく猫は何の反応も示さず,僕は悲しいだけ.悲しくはなりたくないので,結局,呼びかけずに見てるだけ.それにおびき出せたところで,喉を上手く撫でてやるなんてできない.変に撫でたりして,猫がその変さに激怒.爪を僕の両眼に突き立てようとするが甘い! 僕にはメガネがあるので僕の眼は保護されます.ふふん.と考える間もなくメガネを突き破り爪が眼に刺さり僕失明.悲しいだけ.
 でも,子猫のうちから気合入れて,たまに気を抜いて育てれば,失明することなく上手いこと猫との関係を築いていけると根拠なく思う.猫を飼っても良いという嫁を募集しつつ,猫の飼える環境を整え,さらに世話好きな子どもが生まれることを期待しながら,これから生きて行きたい.