今日の弁当のおかずが口をあけて私を待ち受ける

　なんだか不安な気持ちにさせるもの，というのがあって，最近ではパロマや松下電器産業の商品回収に応ずる*1よう呼びかけるテレビCMなどがそうで，かつては21時直前にある3分程度の短いテレビのニュース番組や，「特命リサーチ200X」というテレビ番組の最後に流れるアラームの音と赤く明滅する部屋の映像が無性に怖かったものですが，今日の弁当のおかず．
　心理学などで「なんだか不安な気持ちにさせる」ことについて説明し得るのでしょうが，そんなこととは関係なく，ただただ怖いのは今日のおかず．ハムのカツレツ．ぽかぁと開いていて，中が空洞な様が，私を恐怖させ，しかもそれが5つも並んでいたのですから，もう駄目かと思いましたが，なんとか勝ちました．

　なんて書くと，「カツ」だけに「勝っ」たんですね！　などと愚かなことを言う人がいるのかもしれませんが，このカツレツの口の幅が2m程度であることを知れば，そんな下らないことを言っていられなくなりますよ．自分が食べられることを意識しながら食べる経験，ある？

*1:「回収に応ずる」を言う熟語，「召集」に対する「応召」のような，がわからない（思い出せない？）ので，ご存知の方はお教えください．