「熊田さんの腕がとれちゃったので握手会は中止しまーす」とスタッフは言った
モレラ岐阜が「ショッピングモール」であるゆえんはショッピングをする人々でモールモルしているためなのだけれど,今月24日いつにも増して人々がモールモルしていたのは祝日だったからだけではなくて「『熊田曜子』トーク&ミニライブ(観覧無料)」があったから.
翌25日の朝,授業中に僕の前の席に座っていた女子学生が「熊田曜子って顔がデカかったらしいよ」と言うのを聞いてうんざりしたのは生存への意思の弊害のこと.
この過酷な岐阜というコンクリートジャングルをサバイバルするため人々は日々互いに協力し情報を提供し合っているせいで伝言ゲームのように情報が正確に伝わらず8月30日に平山あやがモレラ岐阜にやってきた2日後には「30日にモレラ岐阜へ林家パー子がやってきた」と人々は言い10日後には次の衆院選(岐阜1区)は野田聖子と佐藤ゆかりと林家パー子の三つ巴の争いになるという噂が流れた,など日常的なことです.(ちなみに岐阜はコンクリートジャングルなので大雨の後にアスファルト上で乾涸びたミミズやカエルを見ることができるばかりか摂取することもできますし,実際人々は主な栄養源として摂取しています.)
そんなわけで授業が終わっていつもどおり学校の最寄であるモレラ岐阜内のバス停へと向かうためモレラ岐阜内を歩いていたバス通学の私は人々が言い合うのを必然的に耳にするのでした.「昨日,熊田曜子が顔だけで来てたらしいよ」