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創作のブログです。

栄枯盛衰、後家マンコ

 後家マンコ写真は今日も工場で大量生産されていた。
「アヒィッ! 足が、つるずら〜」
 生意気にも文句をたれているのは、ゴケマンファクトリー本社工場に勤務して3年目の細山豆子(67)(コードネーム:くりくりお豆)だ。


 豆子の夫は、定年退職を迎えてただちに死亡した。「第二の人生のスタートずら〜」夫の残した遺産を武器に、豆子は街にくり出した。
「あたしはまだ枯れてないずら〜」
 豆子は、心に思うことを口にせずにはいられないタチだったから、「あたしはまだ枯れてないずら〜」と絶叫しながら街をねり歩いた。街ゆく誰もがドン引きするなか、豆子に熱い視線を送る男がいた。加藤茎介(当時24)だ。


 某国立大学で物理学系の修士課程を専攻していた就職活動中の茎介は、学校の提示した求人先企業一覧に社員数1800人のゴケマンファクトリーを見出した。
「おれ、マンコ好きッス! だれよりも、好きッス!」
 熱弁をふるう茎介へ、ゴケマンファクトリー人事部の面接担当者は言った。
「では、私の口や唇をよくご覧下さい」
「超マンコっぽいッス!」
 筆記試験で空前絶後の好成績をおさめた茎介はゴケマンファクトリーに入社し、人事部スカウト係に配属された(コードネーム:介)。茎介は、社員教育の過程でノウハウを、まるでスポンジが液体を吸い込むように、みるみるうちに吸収した。


 そんな茎介の目に狂いはなかった。
「マ○コの写真を撮りませんか」
「撮るずら〜」
 スカウトされた豆子はたちまち、ゴケマンファクトリーで生産量最大の後家(ザ・クイーン・オブ・マンコズ)となった。
「アヒィッ! 足が、つるずら〜」
 たかだか6時間、和式ウンチングスタイルをとった程度で豆子は文句を言うのだった。天狗になっていたのだ。
「くりくりお豆さん、後は私がやりますから、どうぞあがってください」
「お先に失礼ずら〜」
 退社する豆子の背中を、入社8年目の柿崎満子(42)(コードネーム:(i))は憎々しげに見送った。豆子が入社するまで、満子がザ・クイーン・オブ・マンコズであったのだ。しかも豆子とは違い、満子にとって生活がかかっていた。早晩、私のマンコは爛熟する……けれども満子には勝算があった。


 しかし、昨今の過剰な健康志向により、産地直送のオーガニック・マンコ(楽天市場などで購入可能)がもてはやされ始めたため、ゴケマンファクトリーはあえなく倒産した。




 上記文章を書いた私を最低だとお感じでしょうが、私はただ、先日Yahoo! JAPANで「後家マンコ写真」というキーワードを検索してこちら『げげぶちこ』を閲覧された方がおられたらしく、その期待に応えたかっただけなのです。なお、他には「中学生の乳首」、「母乳ビーム」、「隣 奥さん 性交」、「農家 奥さん」、「寝室の妻」、「おしっこ 買います」といったキーワードで検索されてこちらにお出で下さっているようです。「農家 奥さん」というキーワードも、あれらの中に置くと、まるであれです。
 要求する側も、供給する側も、どうかしているのかもしれません。