OjohmbonX

創作のブログです。

クルーシフィクション

「月を、見ていたのです」
 風流だからいいでしょう、といった調子で、信号待ちで停止していた私の普通自動車の後部に激突した軽自動車の運転手の女はそう言った。
 とかくこの世は、ままならぬ。