OjohmbonX

創作のブログです。

たっくんはいない(8)

ドコモっていうのはお店のことで、日本にたくさんあって、ドコモに行くとケータイがケーヤクできる。だが? ドコモはケータイのことだが、ドコモはお店のことだってゆう?? しかもドコモはケーヤクもする?? 私は主任にかなり聞いた。だけどシナダシを急がないといけなくなってきて、主任は怒って「ドコモに行けばわかる。」ってゆって「ドコモはどこにありますか?」って交番で聞いたら(主任は怒るしお母さんには聞けないから!!)実はスーパーとおうちの間にあって、行ったらドコモの女がいろいろ必要なものあるって言って意味がわからないから、帰って、次は警察のおじさんときて、必要なものがかなりわかってきて、帰って、またおじさんときて、保険証を見せたら、こんどは毎月のお金をどうするかって話になって、私お母さんにばれるといけないからお店にお金を持っていきますって言って、明細は郵送されないから大丈夫だけどお店にお金を持ってくるのはだめだって言って、私は怒ったけど、おじさんもそれはだめで、「口座からの引き落としかクレジットカードでの支払い」ができるって言って、私はどっちも知ってると思って、どっちでも大丈夫ってゆったけど、ちゃんと聞いたら、私はクレジットカードを持ってないってゆうし、銀行の口座っていうのは通帳のことだけど私そんなの持ってない。だから、やっぱ最初に私がゆったじゃん、お店にお金を持っていきますって、私ゆってる! 私は怒ったけど、女がだめだって言って、おじさんもそれはだめで、「口座からの引き落としかクレジットカードでの支払い」ができるってゆって、私、知ってるってゆってる! 頭がすっごく痛くなって、熱くなって、なんでなの? みんながケータイやスマホを持ってる。だから、あたしも持てる。これは自明の理だ。主任だって四十歳の女は勝手に持てるってことを言った。だから私はドコモの中にいる。なのになんでまだ私のケータイはない。ケータイほしいってふつうのお祈りでしょ。なんでできないの、ってことで銀行の口座があるってこと思いだした。帰った。こんどは一人できた。お父さんが死んだときにお父さんのお金が入ってるっていう私の名前の書いてある通帳がお母さんの引き出しに入ってて、それを持ってきたら、通帳だけのときははんこがいる、通帳に押してあるのと同じはんこがいるってゆうから、帰って、おうちにあるはんこの全部をチラシの裏にみんなおして、八個もあって通帳と比べてじーっと見てるとわけわからないけど、完全に似てるのがあってそれを持って行ったら、それだけじゃだめで、私が払ってるってことになってる電気とか水道とかの領収書がいるってゆって、私は払ってるわけないじゃんってゆったら、住民票がいるってゆって、それはどこにあるかわからない。じゃあだめじゃんって話になって、女が、キャッシュカードがあれば、住民票も印鑑もいらないとか言い出して、キャッシュカードっていうものは何ってこと。通帳の中にカードがはさまってて、通帳じゃないからおいてきたけど、それがキャッシュカードだって女がいって、だったら最初からそういってよ! 帰って、キャッシュカードを持ってきて、暗証番号は、私のカンがさえ渡りでカンペキ四桁。女に言われて、ケータイをケーヤクする紙にずっと三九歳って書いてたけど、急に女が四十歳ですねって言ってあなたが三九歳って言ったんじゃないって怒ったら、この前までは三九歳だけど昨日で私が四十歳になってるって。この女も年齢のこととか電卓のことを支配してるものだと思って、今まで私、この女に怒ってたけど、すごいって気もちになって、この女の言うことぜんぶ聞こうとおもった。私は女におさいふを見せて、こうゆうきらつやガーリーな見た目のケータイがいいってゆったけど、ないから、白くてまるくてかわいいやつにした。折りたたみのケータイでボタンを押すとひらいて、びっくりして、落として、ケータイがケガして、でもお魚だったら傷ついてるやつは別のお魚に交換してもらえますよね?って主任に言ったら
「ケータイは買った後に自分で傷つけたわけじゃない。」って主任がゆって、
「それに傷って言ってもたいしたことない。」って主任がゆって、そうかも。主任とはケータイの番号を教え合って、メールのことは、レジの高校生の男の子(私より小さい)がくわしいからやってもらって、アドレスっていうのはメールの住所で自分の好きなやつにできるっていう、でも自分のおうちの住所は自分の好きなやつにできないのにおかしいってゆったら、引っ越せばいいじゃないですかって、その手があったか。私好きな言葉「文武両道」っていうアドレスおねがいしたら、男の子が漢字はだめってゆうから、

 cawaii_wa_tukulelu1875@docomo.ne.jp

ってゆう英語にしてもらって、赤外線のテクノロジーで主任とアドレスも交換して、カレシとも交換して、カレシに私誕生日だったよって言ったら、とってもうれしそうな顔してくれて、
「そうなんだ。」ってゆってくれた。誕生日だったってことを表現したらお母さんがケーキを買ってくれてお母さんと私で食べてとってもクリームが白くておいしかったから、カレシには私がケーキを買ってあげて、
「ありがとう。」ってゆってカレシは持って帰った。次に出会ったときに
「クリームが白くておいしかったでしょ。」ってきいたら
「そうだね。」ってゆって、おいしかったってことで、私の誕生日のことで、カレシが一人で私が買ったケーキを食べるのはおかしいということを主任が言って、そういう考えもあるのかって私は判明して、カレシを呼んで、ケーキのおいしいお店の「ゴルディ」は主任に教えてもらったお店、行って、カレシがモンブラン、私がチーズケーキを食べて、私は誕生日がきたからカレシよりますます年上。カレシがコーヒー、私がオレンジジュースを飲んだお金と合計して二千円くらい払って、カレシが
「いつもごちそうさまです。」ってゆって、
「ごちそうさまって言えるのはえらいよ。私はごはんを食べてて、テレビを見てて、いつの間にかお母さんがごはんを片付けてて、テーブルにごはんがなくなったときに初めて、私はごはんが終わったってことを知る。お茶わんとかがないから、ごちそうさま、ってもう言えない、そのままテレビを見てて、おふろ入って、お部屋でちょっと本を読んだり、カマモンとお話しして電気を消して寝るとき、すごく悲しくなって、ごちそうさま、おやすみなさいって一人で言うとき、ふぁーって涙でてくる。」ってゆって、おじさんと喫茶店に行くときはおじさんがいつもお金を払ってくれるのにやっぱり、ごちそうさまでしたって言うの忘れてておうちに帰ってから私泣いてる。おじさんにケータイをケーヤクしたこととかスーパーでOLの私がかなりできる話をして、電話番号を交換して、私がミックスジュース、すっごく高い。六百円もする。アジが一匹百円なのに。飲んだのと、おじさんがコーヒー飲んだのの合計の千円をまたおじさんが払ってくれて私
「いつもごちそうさまです。」って言えた。おじさんがうれしそうにしてくれて、お金は大丈夫なのかってこと私に聞いた。どうゆうことかわからなくて黙ってて、おじさんと二人で歩いてた。道の中に人も多くなくて並んで歩けてもう夕方だったから道路にずーっと並んで生えてる木ががさがさいってて、少し寒かった。カレシができたらデートや服にお金がかかって、それがスーパーのパートのお金より多くなると、大変だっていう。私、でも、パートはお休みじゃない日は行ってるってゆって、よくわからない。ケータイで時間を見たらまだ五時なのにけっこう暗くなってきた。私、服はお母さんが買ってくるし、デートは、ケーキを食べたりしたけど、それは二千円で、あとゲーセンに行ったときはUFOのゲームをカレシが二回やったのはカレシのお金だったから、あ、ゲーセンでカレシに「ごちそうさまです」って言うの忘れてたと思って、泣きそうになって、おじさんが、それならいいってゆってでも、もっと旅行に行ったり、いい服やアクセサリーを買ったりして、もしお金が必要になったら気にしないでおじさんに相談できるってゆうことをおじさんが言った。
「リッチミーニューヨークのこと?」
 おじさんはにっこり笑って、よくわからないけど、もっとすてきな服を買えばいいんだよってゆった。旅行にも行きなよってゆって、私エジプトのこと思い出してて、カレシは、そういうのはお金がもったいないからってゆって、私中学校の修学旅行のこと思い出してて、いったいあれがどこだったのかは、もう誰にもわかんないけどシカがいっぱいいて、おせんべいを持ってると寄ってきて、なでたりして、動物ってあったかいから好きだな、人間はぬくもりを求めずにはいられない生き物だから、班に六人いて、女が三人と男子が三人、私じゃない女の二人はとても仲がよくてきれいってタイプじゃなかったけど学年の中ではかなりおしゃれに敏感で、自由行動のときに服とかのお店をみてすてきみたいなこと言ってて私それ見てた。ああいうのをすてきって言うんだとおもって、私も自分一人ですてきかどうかわかるようになりたいって思ったけど、女の二人は赤いやつをすてきって言ったり、青いやつをすてきって言ったりしててずっと見ててもぜんぜんわからなくて、男子の二人が野球部でとても仲がよくてゲームのこととか先生の悪口とかものまねとかしてて、もう一人の男子は帰宅部で、男子の二人ともけっこうしゃべったりはしてたけど、やっぱりすっごく二人は仲がいいから二人で盛り上がって高みに上っていくのはついていかなくて、帰宅部の男子と私はしりとりしてた。男子はすごくしりとりが強くて、私が言葉がでなくて苦しんでても、かんたんにいろいろ言ってきて、バスに乗ってるときも、窓のそとのいろいろをすぐに応用してきて、私は通路側だったからずるいと思ったけど、そのとき男子が言ってきた言葉でかなり私は言葉を覚えた気がしてる。私の知らない言葉をゆってくるから、ウソの言葉で勝とうとしてると思って、問い詰めると、その言葉のことを教えてくれて、そうなんだって、実在する言葉なんだって思って、私がもう言葉が出てこなくなると、かわりに男子がこれがあるよって出してくれて、私がそれを言って、しりとりはずっと続いていった。でも後ろの席にいた男子二人(野球部じゃない)が私たちのこと仲がいいって言ってきて、それでしりとりは続けられなくなった。私はもうかなり大きくて、野球部の男子と同じくらいで、帰宅部の男子は私より小さくていつもにこにこしてた。女の二人は私より当然小さいんだけど、この二人も帰宅部の男子より大きいくらいだった。二人は野球部の男子二人のこと
「すごく仲がいいよね。」ってゆって私
「そうだね。」ってゆって、
「できてたりして。」って二人が笑ったから、できてるってどういうことって聞いたら二人が恋人どうしってことで、私びっくりして、
「男子だよ。」ってゆった。女の二人は男の二人がほんとの親友って思ってたのに気づいたら好きになってて、思い切って告白したら、相手はそんなつもりじゃなかったけど、もう一度友だちになっていっしょに過ごしてるうちに、少しずつ意識していって、これは好きって言っていいかもしれないと思うようになって、もう一度二人は気もちをたしかめあって、今度こそ二人は恋人どうしになるんだけど、だれにも言えないからふだんはすごく仲のいい友だちのふりしてるって話を言って、すごくすてきって感じも私したけど男子二人は別々の高校にいって帰宅部の男子はいちばん頭いい高校にいって、私はとても頭わるい高校にいって、カレシは、旅行とかはお金がもったいないからってゆった。完全にカレシが言うとおりでお金がもったいないから旅行はだめでお出かけだったら東京の中にもいっぱいパワースポットがあるんだって。私すごく興味ある。
「そうなんだ。」ってカレシゆってよく考えたらカレシが私のパワースポットだからお出かけする必要がないよね。旅行にいって、お宿で二人になって……私の……胸を……そうじゃなくてもカレシのおうちに遊びに行って二人になって……私の……胸を……でもカレシは警察の寮に住んでるっていうから遊びに行けなくて、私が人のおうちに行けるのは主任のおうちだけ。


(つづく)