蛾が部屋にいるとき
基本的性質
- 主に夜部屋に入ってくる.
- 部屋の一箇所に張り付き,基本的に飛び回るようなことはしない.
対処法
- 通常の場合
- 窓を全開にし,部屋の明かりを消し,ひそやかに退室する.部屋の扉はもちろん閉める.
- 30分ほどリビングなどでテレビを見るなどしてしばし蛾のことを忘れるよう努める.
- おもむろに部屋の様子を確かめる.
- 蛾がいなくなっている場合
- すばやく窓を閉め,去っていった蛾について思いを馳せる.
- 蛾がまだいる場合
- 明かりをつけ,窓を閉める.
- 掃除機*1を用意し,吸入口を蛾に近づける.もちろんこれらは蛾を刺激しないよう,静々と行動しなければならない.掃除機のスイッチを入れた状態で吸入口を近づけるなどは愚の骨頂である.
- 掃除機のスイッチを入れる.ぞしょっなどという音とともに瞬時にして蛾が目の前から消えうせるはずである.
- 掃除機を片付け,何事もなかったかのように振舞うことが大切である.
- 蛾が2匹,またはそれ以上に増えている場合
- 驚愕することと思うが,極力落ち着きつつ,「蛾がまだいる場合」の操作を行い2匹とも始末する.
- 蛾がいなくなっている場合
- キンチョールがある場合
- キンチョールを蛾に対して噴射する.蛾は恐ろしく暴れまわると考えられるが,ひるんではならない.さらに噴射する.
- 部屋が比較的狭い場合には,窓などを閉めた上で,数秒キンチョールを部屋に撒き散らし,すばやく退室するという手もある.しばらく経った後に部屋に戻る.ここで蛾の死骸は確実に発見,処理しなくてはならない.さもなくば引越しの際に寝台と壁の間から朽ちた蛾の死骸が見つかるなどということになる.ひやあ.どうしたのかね君.このようなところに蛾の死骸が.なんだそんなことでそのような声を上げて,ふふ愛い奴め,はははこちらへ来たまえ.引越し業者の人とこのようなことになるやもしれぬので,確実に処理せねばならない.
*1:ホースの持つ部分にスイッチがあるものが望ましい.ハンディタイプは適さない.