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かぎっ‐こ【鍵っ子】（広辞苑第4版）
両親が勤めに出て家に誰もいないため、いつも鍵を持ち歩いている子。
「お前，いつも首から何提げてんだよ．見せろ」
強い力で首の紐を引っ張られて悠太郎はつんのめった．襟から取り出された鍵を手にとってつまらなさそうに眺めているのを見て，悠太郎は真っ赤な目で鍵をふんだくり急いで服の中へしまった．
みたいな．いじらしい．
ところで「両親が勤めに出て」ということは片親の子の場合，「鍵っ子」とは言わないのだろうか．というか最近では「鍵っ子」自体，当たり前になっているために使われない言葉となっているのだろうか．「当たり前になっている」と書いたが本当にそうなのだろうか．鍵っ子の占める割合はどれくらいなのだろうか．そのあたりを誰か調べてくれないかしら．飽くまで非能動的スタイル．ただ，軽いアドバイス程度ならできるかもしれない．親に接近・調査する場合はさりげなく「こんにちは．お子さんとお散歩ですか．可愛らしい鍵っ子？ ですね．今日は爽やかで散歩するにはちょうど良いですね鍵っ子？ とその親？」，子に対しては言葉で探る前に身体検査．鍵っ子は「いつも鍵を持ち歩いている子」なのでどこかに鍵を隠しているはず．子どもを見たら，まず，身体検査．警察見たら，すぐ逃げろ！ もし警察に捕まっても，僕に頼まれたとだけは決して言ってはなりません．
