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　あるニュース番組のスポーツコーナーで福岡ソフトバンクホークスの城島健司捕手のことを「公私共にホークスを支える」と紹介していて，「公私共に」とはどういうことなのか．「公」とは選手として，例えば自チームのピッチャーに上手いこと捕手として指示を出すとか，相手チームのピッチャーから投げられたボールを上手いことバットに当てて都合のよいところに飛ばす，など自チームの勝利に貢献することであって，「私」とは，例えばチームのメンバーの実力を引き出し得る凄絶な年賀状，熾烈な暑中見舞いを個人的に送る，とか．
　なんて考えていたら「公私」でなく「攻守」であって，自分が聞き違えたことに気づいたが，それは彼が「公私共にホークスを支え」ていることの否定にはならず，常人の想像を絶する彼の年賀状・暑中見舞いがチームの好調の淵源となっているのだと信じてみると，城島選手のことがちょっぴり好きになりました．ぼくも城島せん手みたいな年がじょうが書けるようになりたいです．