今日，村の「かんきょう」が「サイコー」になりました．

　最近はあまりニンテンドーDS用ゲームソフト「おいでよ どうぶつの森」を遊べずにいたのですが，それでも，たまに見かける役場前に停められたファッションデザイナー・グレースの自動車をスコップで叩きまくる作業だけは，欠かしたことがありませんでした．叩くたびに金属同士のぶつかる激しい音がして車から2，3メートル（？）しか離れていないところにいるグレースは気づかないはずはないのに気づかないふりをして明後日の方を向いているし，いくら叩いても車には傷一つつかずにしれっと停まったまんまで，ただひたすらに車をスコップで叩いている僕を認めて駆け寄ってきた村のある住人が何か言いたげに見つめてくるのでしばらく見つめ返した後話しかけてみたら，私はあなたの渾名を考えた．それは「フェチッチ」です．という意味のことを言ってきたので，車をスコップで叩く作業を再開させて，本来の名前と全然関係のない渾名をこのタイミングで披露したあの住人の意図について考えてみるのだけれど，車とスコップのぶつかる音が，耳ざわりな音が，どんどん入ってきて，考えようとしても，何を考えようとしていたのかさえ，わからなくなってきて，もう，スコップで，車を，ただ，叩くだけ……
　それにつけても，いきなり「おこぜサマァーッ！！」などと挨拶をしてくる住人がいて，気持ちが悪く，もちろんその挨拶は僕が決めてやったものです．「おこぜサマァーッ！！」と挨拶をする住人と，僕（の操作するキャラクター）を「フェチッチ」と呼ぶ住人とは，同一です．