OjohmbonX

創作のブログです。

でも本当は「ビルコレさん、新色のニンテンドーDS Lite欲しい!」

 細木数子『[平成19年版]六星占術による火星人の運命』(KKベストセラーズ)をひょんなことから手に入れた.
 序章「幸運を招く「六星占術」の秘密」において,「科学の著しい発展によって、人間にとっては本当に便利な世の中になった」が,「心」が「軽んじられてきた」という話の後に,

 仮に、1という数字を3で割ってみてください。0.333……と、どこまでいっても割り切ることはできません。しかし、私たち人間の手を使えば、ひとつのものを三つに分けることができます。このことは、科学の持つ限界を象徴しています。

と書かれてあって,びっくりしてしまった.
 例えば3進法で表記すれば1÷3は0.1になって簡単に割り切れる,なんて言ったら「馬鹿! あんたね,そういう屁理屈いうんじゃないの」と叱られるのだろうか.昨年10月に放送されたテレビ朝日愛のエプロン」の特別番組において,細木数子が伊勢海老の足を流血しながらもぎとるシーンが私に鮮烈に思い出される.
 「火星人(−)」私にとって今年,来年はおおむね良い年らしい.「科学の発展」と「『心』を磨くこと」とは必ずしも背反するものではない,という確信と確証とを抱きつつ,頑張って生きていくつもり.


 ところで,別にこの本に限ったことではないのだが,「恋愛・性交の対象=異性」となっていることに少なからぬ反感を覚える.