OjohmbonX

創作のブログです。

平成電電と私

 煩雑さを少しでも軽減し,私の心をくたくたにくたびれさせないため,客観的な事実のみを淡々と以下に書いてみる(つもり).記述内容に不正確・不足等あるかもしれないが,当然,私は正確・十分な記述を目指すものである.

  • 私は2005年8月に平成電電の「CHOKKAまるごとインターネット」という(アナログ電話とADSLがセットになった)サービスと契約.(契約年数3年.回線基本料が1400円,ADSL接続料が2700円.)
  • 2005年10月,平成電電は経営悪化のため民事再生法の適用を申請.その後ドリームテクノロジーズがスポンサーとなり再生を目指す.
  • 2006年4月,ドリームテクノロジーズが支援中止.平成電電は再生を断念.
  • 2006年5月下旬,平成電電のカスタマーサポートセンターへ電話をかけてみる.サポートセンターの女性「近いうちに平成電電のサービスは提供されなくなると思われる」,「解約する場合は違約金として残りの契約期間分の基本料,3万6千円程度を払わなければならない」,「今はADSLサービスのみの解約はできない.その理由は『混乱』のため.来月あたりにはADSLサービスのみの解約もできるようになると思われる」.この説明を受けて,私は,「来月あたり」にADSLサービスのみを解約して,電話回線はそのまま契約を継続することに決めた.(どのみち契約期間2008年7月までの基本料金を払わねばならないのであれば,回線を保持(?)していても損にはならないはずであるから.)それから,「近いうちに平成電電のサービスは提供されなくなる」のは困るため「近いうちに」他のインターネットサービスプロバイダーと契約することも決めた.
  • 2006年6月13日,私はSoftBankYahoo!BBADSL 26M+BBフォン.月額利用料4101円)というサービスと契約.(これ以降,平成電電の電話・インターネットのサービスは,契約したままではあったが全く利用せず,Yahoo!BBのサービスを専ら利用.)2006年6月16日,平成電電は事業を日本テレコムに譲渡.(このことを,私は,Yahoo!BBとの契約後に知ったのであった.あらかじめ「お知らせの手紙」が送られていたらしいのだけれど,届いていないのか,無くなしたのか,見た覚えがない…….)
  • 2006年8月11日,「日本テレコムからの大切なお知らせ」が郵送せられる.平成電電から日本テレコムへ事業譲渡を受けていた「でんわ石火」(ADSLサービス)を2006年10月20日に,「CHOKKA」(電話サービス)を10月31日に廃止する,ついては,それぞれ「Yahoo!BB 50M おとくラインタイプ」および「おとくライン」へ移行するように(移行予定日は9月25日),というような内容.これを読んで,平成電電のカスタマーサポートセンターへ電話.サポートセンターの男性によると「現時点で『でんわ石火』や『CHOKKA』を解約した場合,あるいは,『Yahoo!BB 50M おとくラインタイプ』および『おとくライン』への移行を拒否した場合,それは『お客様の都合であるから』,違約金(3万円前後)をそちらが払わねばならない.しかるに,『Yahoo!BB 50M おとくラインタイプ』および『おとくライン』移行後は1千円程度で解約できる.ちなみに,現時点においても,ADSLサービス『でんわ石火』のみの解約は受け付けていない」とのこと.私は,(呆然としつつ,)このまま契約を継続し,「Yahoo!BB 50M おとくラインタイプ」および「おとくライン」へ移行することに決める.(放っておけば移行することになっているらしいので,放っておくことに決めた.)
  • 2006年9月,「ご登録情報」やらモデムやら何らやが郵送されてくるが,9月中は多忙のため放置(モデムについては箱の開封すらせず).
  • 2006年10月上旬,「Yahoo!BB 50M おとくラインタイプ」および「おとくライン」のサービスを解約する旨をそれぞれのお客様センター(?)に連絡.移行から解約までの利用料金等は特に発生せず,解約は1千円程度で済んだ.(解約日は10月31日と(書類上での扱いとして?)なった.)


 と,いうわけで,今年の9月25日から10月31日まで,私はYahoo!BBと二重に契約していたのであった.(片方は全然使っていなかったけれど.)
 6月から9月までの4箇月間,二重に電話・インターネットの料金を払ったのかと改めて思うと,それから,何もしなかったのが結局いちばん良かったのだと考えると,やはり私の心はくたくたにくたびれるのである.