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創作のブログです。

致命的な変換ミス

 流速を測る装置の一種であるピトー管を使用する実験が先日学校であった.教師(近く定年を迎える教授)が実験前にあらかじめ配布した資料中で一箇所「ピトー管」が「ピ当管」となっていた.
 ここまでを読めば,読み手は,これがワープロソフトなどでのただの変換ミスだろうと考えるはずであるが,以下にいくつかの情報を書き手私が加えることにより「ただの変換ミス」でないことが読み手にとって明らかとなるはずである.
・資料は手書きを印刷したものであった.
・資料は昭和61年(20年前)から一切の改訂を経ずに使われ続けている(と推測される).