OjohmbonX

創作のブログです。

100点満点をめざす私

 本日私の就職活動が終了いたしました.1社だけ受けておわり.(もちろんその「1社」を決めるのに私として十分――他人の目からは「十分」と見えないのかもしれませんが――考えたつもりですけれど.)ちなみに木村拓哉がCMに出演しているデジタルカメラなどを製造している精密光学機器メーカーの内定をいただきました.あのCMはキムタクが適切にアホっぽいので私は悲しいです.


 それらのこととは無関係に,私は本日一人でカラオケに行きました.私をカラオケに誘う友人が私にはいない――もっとも,「私をカラオケに誘う」と限定しなくとも私には友人がほとんどいない――ということは,もちろん,私が一人でカラオケに行くことの理由にはなりえません.たとえ私が誰かとカラオケにそれなりの頻度で行ったとしても私は一人でカラオケに行くはずなのですが私が誰かとカラオケにそれなりの頻度で行くということがあり得ないので「はず」としか書きようがないのですけれど,ともかく,私は一人でカラオケに行きました.
 カラオケ部屋にそなえつけのテレフォンでおんなのひとが私に「あと10分で予定の2時間となりますがいかがいたしますか」ときいたので私は「ええと,あと1時間おねがいします」と答えたのでした.「うひゃあー1時間も追加しちゃったあ,2時間でも長いとおもってたのに1時間も追加しちゃったあ」とカラオケ部屋の中でくねくねしていられるのもカラオケ部屋の中に私一人しかいないからなのですが,もちろん私だって私を客観的に見てしまうわけですから恥ずかしくなってさらにくねくねしてしまうのですが,誰も私を止められません.私はくねくねしながら心をこめて歌いました.こんなに私はくねくねしているのにカラオケマシーンは私の心のうたを86点だといいます.どれだけくねくねしてもMISIAでもDOUBLEでもMINMIでも高橋真梨子でもテレサ・テンでも86点です.しかたがないので「荒城の月」を歌いました.93点でした.「千代の松が枝わけ出でし」の部分のメロディーをまったく思い出せないので「春高楼の花の宴」と同じメロディーで歌ったというのに93点ということは,もっとくねくねすれば100点ということです.
 今度(来週)は5時間いようとおもいます.