ホームベース付近での審判と監督の一般的なブーミング・ネゴシエーション

　野球．本塁での微妙なクロスプレイ．アウトを宣告する審判．攻撃側のチームのベンチから出てきた監督（58歳)が審判（42歳）に歩み寄る．

監督：今のは　セーフです
審判：セーフですか
監督：アウトかもしれません
審判：わたしも　アウトだと思います
監督：じゃあアウトで　いいです

　ベンチへ引き返す監督（58歳）．しかし途中で踵を返し再び審判（42歳）に歩み寄る．

監督：0.5点ください
審判：だめです　0点です
監督：あいだをとって0.25点で　いいです
審判：じゃあ　0.25点あげます　でも　小数点以下切捨てなので　0点です
監督：もういいです　あなたをバットで殴ります
審判：あなたを　退場させます
監督：じゃあ　かわりにお乳もんでもいいですか
審判：いいですよ
監督：もみもみ
審判：どうですか
監督：とても　やわらかいです
審判：1点あげます

　守備側のチームの監督（49歳）もベンチから審判（42歳）に歩み寄る．

監督：わたしも　お乳　もみたいです
審判：いいですよ
監督：もみもみ
審判：どうですか
監督：とても　やわらかいです
審判：1点あげます

　両チームの選手たち（18〜39歳）が続々と本塁へ駆け寄る．

選手：ぼくも　もみたいです　もみもみ
審判：どうですか
選手：とても　やわらかいです
審判：1点あげます
選手：もみたいです　もみもみ
審判：3点あげます
選手：もみもみ
審判：1点あげます
選手：もみもみ　おもったほど　やわらかくないです
審判：退場です
観客：もみもみ　とても　やわらかいです
審判：1点あげます

　この試合はプロ野球としては近年まれに見る乱打戦となり結局延長12回が終了した時点で158対158で引き分けとなった．