ぼくはビヨンセが割と好きなんですけど、じゃあ自分の母親がビヨンセだったらビヨンセのことを好きになってたかっていうと、それはかなり疑問ですね。だから、今はかえってビヨンセが自分の母親じゃないってことに感謝してるくらいですよ。

夜中に目を覚ますと、パソコンのモニターを食い入るように見つめて何やらマウスをかちかちやっている弟に気づいた。ズボンと下着をくるぶしまで下げて、右手でかちかちやりながら、左手は性器のあたりをもぞもぞしていた。 常識の範囲内でエッチな弟である。…

娘は自らの父親に似た人を好きになる、とはあまりに月並みな言葉で口にするのも馬鹿馬鹿しいようだけれど、こうなってしまっては苦笑いしながら認めるほかなくなってしまった。 私の恋人は世紀末覇者拳王ラオウであり、私の父も世紀末覇者拳王ラオウなのだ。…

モナ「みなさん私が二岡と不倫したって騒いでるみたいですけど、実は一岡から二十岡まで各岡と関係を持っています。見くびらないでください！ なのでこれから、三の倍数の岡と三のつく岡のときだけバカになります。一岡、二岡、さぁんおか！……」

その日は思いがけず早く会社が退け、いきなり家に戻れば妻が驚くだろうと少しばかりのいたずら心で連絡を入れずに帰宅しました。音を立てぬようそうっと玄関をくぐり抜け、居間を覗くとそこに妻はいました。私の帰ったことに気づかぬらしい妻は、片手に掲げ…