OjohmbonX

創作のブログです。

2005-11-01から1ヶ月間の記事一覧

アテイム

ちょうど一週間前,22日のエントリに僕は 今日のある授業で,「カテゴリー」と板書すべきところを「カテ刀゛リー」と書いた先生が,板書を中断し,「刀゛」の辺りをしばらく見つめた後,それを「ガ」に修正し,何事もなかったように講義を続けた.もう,どう…

お乳ダヨー

中学生の私が通っていた学習塾の特に欠点も美点もないある若い女の先生を,ほとんどの生徒が見縊っていた.私は彼女の講義,ではなく彼女を通した塾による講義を淡々と受けていたけれど,中には騒がしくしている生徒がいた.彼らは単に,私のとは別の塾への…

はじめ人間母さん

「守屋君は,そんなによだれを垂らして,どこか体調が良くないのですか」 「うぇーい」 「とりあえず,よだれを止めて,私の質問に答えてください」 「僕は,体調が悪いのではありません.僕は,自主的によだれを垂らしているのです」 「授業中によだれを自…

替え歌「ぞうさん」

同僚 山本 アゴだけ発光 なのに成績 トップクラスさ

ドリンクバー

「あたたか〜い」アクエリアスって,おいしいのかしら.

塩スープ味

学校には「意見箱」という,まあ,「目安箱」のようなものがあって,投書の内容(質問とか要望とか意見とか)とその回答が学校のウェブページに(学内でのみ)閲覧可能になっている.都合の悪い質問や要望や意見に対する回答のほとんどが詭弁であり,しかも…

カテガリー

今日のある授業で,「カテゴリー」と板書すべきところを「カテ刀゛リー」と書いた先生が,板書を中断し,「刀゛」の辺りをしばらく見つめた後,それを「ガ」に修正し,何事もなかったように講義を続けた.もう,どうしようもない.

あるファーストフードの店のレジで,僕の前で応対を受けていた若い外国人女性客に,カウンターから少し身を乗り出して開いた右掌を口の横に添えて大声でゆっくりと「ドリンクはひとつでいいですか?」と言う店員がいた.店員が一度訊いてその女性が理解し得…

亡き祖父に面影の似た犬探す祖母の垂れた乳揉み立てる人

日本語教室2

「おばさん(小母さん)」の広辞苑(第四版)における解説は「(主に年少者が) よその年配の女性を親しんで呼ぶ語。」であり,しかるに人が親しみではなく憎しみをこめて年配の女性を呼ぶのが少なからず見かけられる.例えばこのように. 自動車の行き違えな…

モスバーガーのどて煮

帰宅後まず目に付いたのは,食卓上に夕食として用意されたモスバーガーのハンバーガー,サラダ,フランクフルト,フライドポテト,シェイク,どて煮. 底の深い緑の都会風の(?)デザインの紙コップに入ったどて煮.モスバーガーのどて煮は,牛筋肉ではなく…

(馬面の)キティちゃん

とふとふ

今日のある授業中に,先生が突然「とふとふとふとふ……」と小声で言い出して,辺りをきょろきょろ見回した.とふとふ言うおっさんを目の当たりにして,僕はしばらく呆然としていたが,おもむろに「あった」と先生がとふとふを中断して教卓の上のホワイトボー…

禿げたる頭に細き湯気立ち上りたる,いとをかし.湯気の,鼻の穴などに吸い込まれたる,またをかし. 口語訳:禿げている頭に細い湯気が高く上っているのは,とても風情があります.(その)湯気が(禿頭の人物の)鼻の穴に吸い込まれている様も,また,風情…

エアコン

萩田の家の玄関の扉を開けると強烈な熱気が流れ出て,私と萩田の体をねっとりと包んだ.萩田は素早く靴を脱いで部屋に駆け上がり「悪い,すぐ止めるから」と窓の脇に取り付けられたエアコンのリモコンらしきものを操作して,窓を開けた. 私は私の目を疑った…

「俺の父さん,社長なんだぜ」 「う,うちの父ちゃんはMP3プレーヤー付きだもん……」