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神龍に驚いた女性が転倒し死亡

 17日午前7時50分ごろ,岐阜市内の公園でゲートボールをしていた吉岡多恵子さん(86)が転倒した際に石に頭を強く打ち間もなく死亡した.吉岡さんは突然現れた神龍(シェンロン)に驚いて転倒したと見られる.


 吉岡さんらは四星球(スーシンチュウ)でゲートボールをしていたとのことで,出勤途中に通りかかった県内の男性会社員(38)が残りのドラゴンボールを所持していたため神龍が出現したと見られる.男性会社員は「こんなことになってしまって大変申し訳ない.インターネットオークションで落札したことがうれしくて持ち歩いていた」と話しているという.


 神龍にくわしい金沢大学の松田宏一教授は「数年前にもマンションの一室で発生した神龍が天井を突き破り,上階の住人が巻き込まれて死亡するという事故があった.しかし神龍の正しい取り扱いに関する知識はいまだに徹底されていない.免許制度の導入を考えるべきだ」として,ドラゴンボールに関する法整備の遅れを指摘した.


 なお,神龍は吉岡さんのゲートボール仲間の男性の願いを聞き入れたとのこと.男性の願いは「雅山を今場所に幕内最高優勝させる」というもので,昨16日の時点で優勝の可能性の消えている雅山神龍がどのようにして優勝させるのか,関係者は関心を寄せている.

大相撲が1場所30日に

 日本相撲協会は18日,これまで1場所15日間で行われていた本場所を1場所30日間に改めることを発表した.30日制は今場所から適用されるため,今場所は2月5日まで続く.年間の場所数はこれまでどおり6場所.
 突然の発表について北の湖理事長は「1場所30日制は以前から検討されており,昨日ようやく決定された.1年のうちに15日制と30日制とが混在することは許されないが,相撲人気の低迷への対応は急務であり,来年からの適用では遅いと判断した」と話す.
 しかし,1年で180日も取るのは身体的な負担が大きすぎる,地方巡業が減ることで逆に相撲離れが進むのではないか,などといった反発が内外に多く,30日制の効果については疑問視されている.