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　多くのはてな人は猫を飼っています．いや，猫を飼っているはてな人の多くが猫の写真を公開する（これを俗に「猫出し」といいます）ため，そう思えるのかもしれません．どちらにせよはてなダイアリーを徘徊していると猫の写真をよく見かけます．いいかえれば，はてなダイアリーでは頻繁に猫出されています．出ています．猫が．もうだだ漏れ．
　
　もともと僕は猫派か犬派かといわれれば犬派で，いつ爆発してもおかしくない犬への欲望，犬欲をかかえてこれまで生きてきましたが，というのはもちろんオーバーで，まあ，子供ができて飼える環境になったら飼ってみたいなあ，程度には思っていたのですが，はてなのあちらこちらで猫がだだ漏れているのを見るうち，猫も良いなあだってかわいいんだもん．
　しかし振り返ってみると，これまでいくらか動物を飼ったことがあるのですが，これ，ことごとく失敗しております．ザリガニカブトムシ亀兎……ことごとく失敗しております．失敗というは要するに世話をせんかったっちゅうことやね．父任せ．この原因を考えると，全ては自分の飽きっぽさにあります．犬や猫のような反応の多様（だと思われるよう）な動物であれば，飽きることなく育てきれると思うのですが，自信はありません．未来の子供が，深い愛情でもって世話を完遂できるような人間であることを願うしかありません．
　
　それにしても不思議なのは，なぜはてなでは犬出しが少ないのか．規約に「犬出し禁止」の条項があるとか，たまたま僕が見かけないだけなのか，犬の人*1は自分の犬を出したがらない性質があるのか，なんなのか．

*1:犬を飼っている人のことを岐阜では「犬の人」と呼びますというのは嘘です．