あなたならどうしますかバトン
- 理想の女(男)が記憶喪失で落ちている。
喝を入れて,また締め技で落とすの繰り返し.いやあ,体育の授業で柔道を習っていてよかった.
- 歩いていたらサインを求められた。
「ちょっと野球には詳しくないので,出し方がわからなくて」と言い訳しながら,手話で「わたしもあばずれ」をし続ける.
- 引き出しからドラえもんが出て来た。
どう見てもゴンスケの癖にドラえもんだって言い張るから「-C」の形をした手を「→」の形に曲げてやった.
- 殺し屋に「死に方くらい選ばせてやるよ」と言われた。
「いろんな殺し方ができるなんて,偉いねえ」といっぱい褒めてあげることが大切です.
- 見知らぬ大富豪に遺産を遺された。
北朝鮮にディズニーランドを建設して金正男だけ入場拒否.
- 初対面で「B型?」と聞かれた。
「いえいえいえいえあなたほどでは,ありませんよぅ」と照れることで可愛さをアピール.
- 預金残高が増えていた。
「あなた通帳も持っていないのにどうしてわかるの?」とすんごい怖い顔で言う男性銀行員に「言葉遣いが女性みたいですね」と耳許で囁くと「オヒョフ」なんて変な声で応じられても.
- カモシカの様な脚にされた。
ずっとカモシカだと思っていたのに,父の葬式の日に母が「本当は,海老なのよ.でも,お父さんもお母さんも,もちろん,あなたを本当の子どもだとマジ思ってた」
- 前に並んでる人に「俺の背後に立つんじゃねぇ!」と言われた。
順番に後ろの人に伝えていったら(伝言ゲーム),最後尾では「男どもにもっとHotに目覚めていき」に変化していました.
- 「犯人はあなたです!」と言われた。
直後に「でも愛してるから」とフォロー(?)されて,これがツンデレか,と友人に確認してみたのですが,全然違うって.
- 鏡を見たら目がヤギ目になっていた。
なのに学校に行っても誰も何も言わないから,わざわざ「俺イメージ大分変わったんじゃね?」「えー? 髪切ったの?」「うん,そうそう,髪型変えたんだよ……」ってなぜだか答えてる自分がいました.
- 尻の割れ目が消えた。
代わりに眉毛がなくなった.
- 偶然手に取った本の主人公が、明らかに自分だった。
「良かったね」と肩を叩かれたので振り向いてみると眉毛のないおじさんがいて二人の間に愛が生まれたのが始まりです.
- モナリザがこっちを見ている気がする。
彼女のねっとりとした視線を受けて,僕は,どきどきして思わず目を瞑ってしまった.おじさんが僕のまぶたを押し上げて「彼女も,ほら」と囁いた.僕は僕の心臓が,というか体が,きゅーんと縮んでいくような感じがした.だって,彼女の眉毛も,ないんだもの! 僕と彼女は,同じなんだ! おじさんが僕の左肩を,とん,と叩くと,体が一気にぶわあっと爆発するみたいになって,もう,僕は,彼女に飛びついて額に,首筋に,胸元に,むしゃぶりついて.その間も彼女はねっとりした視線で僕を絡ませて,ずっと微笑してて.ああ,もう,どうすりゃいいの? むしゃぶりつくなんて,生ぬるい! するとおじさんが「人体に有害な絵の具もあるので,あまり舐めるのは,どうかと」
- バトン渡す人。
渡そうとしたら「私ちくわ嫌いですから,ごめんなさい」だって.はは.